個展『秋の日記』開催のお知らせ /
個展「秋の日記」を、千代田区日比谷図書文化館 1F特別展示室にて開催いたします。ぜひご来場いただけると嬉しいです。
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「秋の日記」
《秋の日記》は、建築家・白井晟一(1905-1983)の秋田県湯沢市の建築群をめぐり私が書いた写真日記である。
この日記では、白井と親交のあった作家・林芙美子(1903-1951)の旅行記の身体の身振りを倣い、その土地にとってあり得たかもしれない身体の演技を試みた。その空間における過去や未来を想像することは、私にとっての「わからない」ものに眼差しを向けるときの手がかりになる。「彼女」の身体を型(かた)として、白井の建築を見てみたいと思った。
大文字の歴史(history, his-story)として残ってこなかった、取りこぼされた個人史や生活史(her-story)の視点から、いまここの時間ではない、百年前や百年先の何かに出会うように、建築空間を想像して眺めてみたい。白井と林の二人の思想に共通する「民衆」への眼差しや「生活」への慈しみに共鳴し、このプロジェクトを通して私なりの形で応答してみる。
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会場:千代田区立日比谷図書文化館 1F 特別展示室 (所在地:〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-4)
会期:2024年9月20日(金)ー 9月30日(月) 10:00ー17:00 入場無料
主催:高野ユリカ
展示デザイン:tandemstudy(大村高広 + 佐藤熊弥)
グラフィックデザイン:星野哲也
助成:公益財団法人窓研究所
問い合わせ:https://www.yurikakono.com
「公園のまんなかにはおおきな木があって」:たかすかまさゆき /
たかすかまさゆきさんの詩集「公園のまんなかにはおおきな木があって」が七月堂から刊行されました。たかすかさんが『REGARDING THE ECHO OF OTHERS』展の映像作品を見て応答して書いてくださった詩が掲載されています。
新建築 2024年8月号:「ある家族の会話」tandem /
新建築 2024年8月号にて「ある家族の会話」tandem の記録写真が掲載されています。
ふたしかさを生きる道具/ツバメアーキテクツ:表紙・巻頭写真と対談 /
ツバメアーキテクツの初の単書「ふたしかさを生きる道具」にて、 BONUS TRACKの写真(表紙と巻頭)を撮影しました。対談もご一緒させていただきました。
全国の取扱い書店で購入できますのでぜひお手に取ってご覧ください。
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白子藝術祭:メインビジュアルと図録 /
シラコノイエで開催された、白子藝術祭のポスタービジュアルと図録を撮影をしました。
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グラフィックデザイナー長嶋りかこによるブックデザインの白子藝術祭公式図録。
白子藝術祭の舞台となった 国登録有形文化財「シラコノイエ」を写真家 高野ユリカが撮り下ろした写真を掲載。
シラコノイエに残された貴重なガラス乾板写真や、CFCLと写真家 蓮井幹生による白子町民を撮影した "SHILOUETTE in Shirako" を収録。
建築家 隈研吾、ファッションデザイナー 高橋悠介/CFCL、ライフスタイリスト 大田由香梨がそれぞれの視点で建築、ファッション、食の未来と暮らしを語る寄稿。
190年の時を経て存在するものの今。そして、百年後の視点で語られる写真と文章が織りなす一冊。
ひとつひとつ、白子町の住民が棕櫚縄で束ねた、心込められた一冊となります。
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以下LINKから購入可能です。
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DIC川村記念美術館『カール・アンドレ:彫刻と詩、その間』図録 /
DIC川村記念美術館『カール・アンドレ:彫刻と詩、その間』展覧会図録を撮影を担当しました。
Texts: Gen Umezu, Nobuhiro Yamaguchi, Kanako Sugiura
Editors: Nao Amino, Kanako Sugiura
Design: Takuma Hayashi
Publisher: torch press
Photograph: Yurika Kono